演技レッスンスタジオ サークファクトリー

サークファクトリーの特色

Chance favors the prepared mind

私が上京して役者をやりはじめた若かりし頃、台詞覚えが悪く、アドリブが効かず、おまけにあがり症!という三重苦でした。教える立場にまわり、私が苦手だったことを子どもたちができるようにするためにはどうすればいいか、演技とは人間を演じること、人間を理解した方がいいと思い立ち、脳科学や心理学、教育学などを勉強し始めました。人間科学を基に演技を教えているところは日本では他にはほとんどないと思います。

研究し教え早17年(2020年現在)。個性を大切に、笑わせながら指導していたらどんどん結果もついてくるようになり、日常生活も変わったという声を多く聞くようになりました。こんな私が初めて教えた教え子のうちの1人は、今やドラマや映画の主演をつとめる大女優として活躍しています。教え子には、俳優、女優はもちろん、アイドル、シンガーソングライター、アーティスト、タレント、会社の社長になった人もいます。いつかYouTuberも輩出できるといいなと思っています。

近年は予期せぬことが次々と起きています。危機をどうやって乗り越えるか。将来たとえ芸能の道を選択しなくても、社会に出た時に必要な表現力、臨機応変力をはじめ、自分で考え、行動し、未知や逆境に対峙できる対応力、判断力、固定観念にしばられることのない想像力、当事者意識も必要です。演技レッスンには地頭を育て、探究心を育て、人間力を育む力があります。(くわしくは下記へ)

「Chance favors the prepared mind」
幸運は用意された心のみに宿る、
チャンスは備えあるところに訪れる。

 

フランスの科学者パスツールの格言で私が大切にしている言葉です。
教育は共育です。「備え」を共に育んでいきませんか?

演技レッスンスタジオ サークファクトリー 代表
藤家 さっこ

サークファクトリー式 演技レッスンの効能

人間にとって多角的な視点を持つことは非常に大事なことです。俳優にとっても必要不可欠です。演技することは「役になりきる」こととよく聞きますが、役になりきって自分の世界にひたってしまってはカメラ位置や相手を意識しにくくなります。サークファクトリーでは客観的に見て、観察する力を育てます。

演技は、目立とう精神で我をだしてもうまくいきません。レッスンで相手の立場を考えられるようになっていくので人間関係が円滑になったという声をよく聞きます。

楽しいレッスンで自主的に「やりたい」という雰囲気づくりをしています。消極的なタイプの子でもレッスンに通うと人前で堂々と発言できるようになっていきます。

演技をする上でとても重要なのが読解力です。国語が一番苦手だったのに、サークファクトリーに通ってから一番得意科目になったという子もたくさんいます。読解力がU Pすると問題の意図が的確に把握できるようになるので国語の成績だけでなく他の教科の成績も上がっていきます。

台本を覚えて忘れ、また新しい台本を覚えることを繰り返すので暗記する力がつきます。慣れてくるとA4、1枚くらいの台本なら3〜5分で覚えられるようになっていきます。

イメージをすることは演技にとって必要不可欠です。サークファクトリーのレッスンではたくさんイメージさせるので多くの脳領域が活性化されます。何が起こるかわからないこれからの時代に想像力・創造力は必須です。

空間認知脳とは自分の位置関係、距離感、方向性、相手の行動を読む、時間計算、手順を考える、先読みする、言語を駆使する、アイディアを出すという力です。サークファクトリーでは空間認知力を育みます。

集中力は五感と関係します。演技論を確立したスタニスラフスキーは演技をする上で五感の記憶の重要さをのべています。五感を鍛えると直勘もさえてきて、あやしい人から逃げることができた、遠くからきたボールをよけられた、など危機回避能力が身についたという声を多く聞いています。

喜怒哀楽は人間らしい感情ですがコントロールが必要な時もあります。泣くシーンは不幸なことを想像して泣く、という子役がいますが、成長とともに何度もできなかったりうまくいかなくなりがちです。サークファクトリーでは技術を教え、喜怒哀楽のコントロールを身につけていきます。

 

状況によって適切に柔軟に対応できる融通さ、機転をきかせる臨機応変力は、どんな場面にも役立つので身につけたい能力です。いざという時、予期せぬトラブルが起きたときでも瞬時に判断し対処する力をアドリブで鍛え、サークファクトリー独自の教材で思考力をみがいていきます。臨機応変力や読解力がつくと問題解決能力も自然と身についていくと考えます。

勝負強さは「気持ち」の部分が多いです。「勝負脳」の理論からオーディションに受かる術が身につくよう普段からレッスンしています。

感情の豊かさは表現力の源になると感じます。人前で話すこと、演技することはプレゼンテーション力にもつながります。

できたことや気づきをうながし、小さな成功体験をつみかさね、自信をつけ、意欲を高める言葉がけを意識しています。楽しいと思えると探究心もはぐくまれます。成功体験は自己肯定感にもつながります。


近年「非認知スキル」の重要性が注目されています。
非認知スキルというのは、感情をコントロールする力、他者とうまく付き合う社会性、忍耐力、目標を達成する意欲、自信などさまざまなスキルを含んでいるので、I Qや学力の「認知スキル」とも大いに関係します。
シカゴ大学のジェームズ・ヘックマン教授は幼少期に「非認知スキル」を獲得した子どもは学業成績がよく、成人後の収入が高く、犯罪率が低く、社会的成功を促したことがわかっています。
ブリティッシュコロンビア大学のダイアモンド博士らは「演技をすること」を活動に取り入れることで「非認知スキル」が高まることを示しています。
これを司るのは脳の「実行機能」といわれるところですが、使えば使うほど鍛えられるという研究もあります。
海外では授業の一環に「ドラマ教育」というものがあります。イギリスの優れたドラマ教育者ウェイは演技をすることは「全人教育」であり「人間としての発達」であるといいます。社会で生きていく上の姿勢といったようなものを演技を通じて育むことのが目的です。
私たちサークファクトリーは脳科学、心理学などの人間科学的見地から、未来を見越し、演技レッスンを通して少人数で質の高い教育を目指しています。

くわしくは藤家さっこ著 「天才子役のトレーナーが教える こどもの才能の伸ばし方」角川メディアファクトリー をお読みください。

[参考文献]

※森口佑介.(2019).「自分をコントロールする力」―非認知スキルの心理学―.講談社現代新書,東京
※ジェームズ・J・ヘックマン(2015)『幼児教育の経済学』(東洋経済新報社、2015)
※Diamond,A.,Barnett,W.S.,Thomas,J., & Munro,S.(2007).Preschool program improves cognitive control. Science,318(5855),1387-1388.
※小林由利子. (1998). イギリスのドラマ教育の考察 (4): Gavin Bolton の検討を通して. 川村学園女子大学研究紀要, 9(2), 71-83.